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MH2000の航空事故調査報告書 [余談]

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http://www.sankei.com/economy/news/150401/ecn1504010037-n1.html
上記新聞記事によると、MRJの初飛行に向け、焦っている様な感じですが…

下記はMH2000ヘリコプターの航空事故調査報告書の抜粋です。
オーバー回転での運用の為のデーター採りの最中に
テール・ローター・ブレードが飛散し墜落しました。

実機によるデーター採りの前に、
ベンチテストによるデーター採りも可能だったのではないか…?
焦りは禁物です。

余談。

1.1 航空事故の概要
三菱重工業株式会社所属三菱式MH2000型、
製造番号1001(無線局呼出符号 JQ6003)は、
平成12年11月27日(月) 、試験飛行のため、
機長、同乗操縦士及び計測員等4名の計6名が搭乗して14時21分ごろ名古屋空港を離陸した。
その後同機は、試験飛行空域付近で試験飛行中、
テール・ローター・ブレードが飛散して操縦が困難となり、
14時40分ごろ三重県鈴鹿市柳町の水田に不時着しようとして墜落した。
同機が墜落した際、機長は死亡し、同乗者5名全員が重傷を負った。
同機は、大破したが、火災は発生しなかった。

2.1 飛行の経過
三菱式MH2000型、製造番号1001は、平成12年11月27日、
機長、同乗操縦士及び計測員等4名の計6名が搭乗して、
三菱重工業株式会社小牧南工場に隣接する名古屋空港から離陸し、
試験飛行空域で試験飛行の後、名古屋空港へ戻る予定であった。
この飛行は 同社が三菱式MH2000A型のメイン・ローターの回転数100%を106%で
運用できるようにするために必要となるデーターを取得するため、
同機を使用して行った試験飛行であった。

【以上、調査報告書からの抜粋】
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