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サーキュラー No.1-001 【 航空機及び装備品等の検査に関する一般方針 】 40 [サーキュラー]

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サーキュラーで求められている「航空機の騒音に関する事項」は、
適用を受ける航空機に限定されるので記載せず、
その次の「発動機の排出物に関する事項」について説明します。

ガスタービンエンジンでは、
燃焼器内に燃料が残った状態で再着火すると
スタート時の排気温度が制限値を越える事がある為、
エンジン停止と同時に以前は機外に放出していましたが、
現在はキャッチタンクを設けたり、燃料タンクに戻す事が必要です。

この制限を受けない国からの輸入中古機は、
初回の耐空検査で検査官の確認を受けますので、
飛行規程への記載だけでなく、
実機の確認し、未装着の場合は改修しなければなりません。

(つづく)

【 Photo USCG HPより,HH-65C Dolphin 】

タグ:飛行規程
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