サーキュラー No.1-001 【 航空機及び装備品等の検査に関する一般方針 】 40 [サーキュラー]
サーキュラーで求められている「航空機の騒音に関する事項」は、
適用を受ける航空機に限定されるので記載せず、
その次の「発動機の排出物に関する事項」について説明します。
ガスタービンエンジンでは、
燃焼器内に燃料が残った状態で再着火すると
スタート時の排気温度が制限値を越える事がある為、
エンジン停止と同時に以前は機外に放出していましたが、
現在はキャッチタンクを設けたり、燃料タンクに戻す事が必要です。
この制限を受けない国からの輸入中古機は、
初回の耐空検査で検査官の確認を受けますので、
飛行規程への記載だけでなく、
実機の確認し、未装着の場合は改修しなければなりません。
(つづく)
【 Photo USCG HPより,HH-65C Dolphin 】
タグ:飛行規程
Bell 214B 「ビック・リフター」にスタビライザー・バーがない。 [タイトル記事]
上記の写真は2機共に、ベル社の2枚ローターのヘリコプターです。
上は民間機では204Bと呼ばれるUH-1Hで、
下は攻撃ヘリのAH-1Sですが、
メインローターの上にスタビライザーバーがある機種とない機種が…
ヘリコプターの大きさによるものなのか?
しかし、小型機の206B JetRengerにもありません。
スタビライザーバーは何のために…
取り付ける基準は…
214B「ビック・リフター」は、
巨大なメインローターで幅がタタミ1畳位あるから、
スタビライザーバーも巨大なものが必要…?
だから付いていない…?
余談。
【出典元:陸上自衛隊HPより引用】
【Photo:http://dansa.minim.ne.jp/a3301Iruma-1976JIAS.htm#top より】
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